わたしたちのこと

日和乃家朗読くらぶの朗読会

福岡県粕屋町にある「コミュニティスペース日和乃家」を拠点に、ホールや高齢者施設、会議室やカフェ等、様々な場所で朗読会を開催しています。

対象は子どもから大人まで幅広く、どんな場所でどんな朗読会にするのか? テーマを決めて、それぞれに読みたい本を持ち寄ることでプログラムを構成しています。

また、物語の内容や読み手の雰囲気に合わせたオリジナルのBGMや、ピアノ・オカリナ等の演奏で音色を楽しんでいただけることも、日和乃家朗読くらぶの朗読会の特徴です。

メンバーそれぞれの持ち味と持ち寄ったものがかけあわさると、毎回不思議とまとまりのある仕上がりになり、会に来られた皆さまからも嬉しい感想をいただいています。

朗読会を行う目的

物語や絵と音には、心にはたらきかける大きな力があります。

ときに癒しを、ときに新たな興味を、ときに背中を押してくれる、それはまるで魔法のように。

そんな物語や音楽を通して、あたたかな情動や新たな世界の広がり、心と心のつながり、子どもたちの豊かな情緒や知性が育まれること…これらにつながる機会をつくることが、わたしたちが朗読会を行う目的です。

朗読とひとことでいっても何を目的にどう表現するか、考え方も取り組み方もひとつではありません。

日和乃家朗読くらぶでは、メンバーの個性を生かしながら、物語にある情景や心模様を見聞きする方達と一緒に観にいくことを大切にしています。


朗読会に参加された大人の方からは、「こんなお話があったんだ」「大人にも絵本っていいものですね」「娘にプレゼントしようと思います」「音楽と合わさるとより物語の世界に入れます」などの声をいただくこともあります。

本離れ、活字離れが加速しているともいわれる中、物語に触れる機会を持つことで、新たな作品・作者さんとの出会いや、本を手に取ってみようという気持ちになることがあれば、それもわたしたちにとってとても嬉しいことです。

メンバーのこと

年代は20代~60代と幅広く個性も朗読表現も様々。

絵本作家さんや、子育て真っ最中のママさん、読み聞かせや朗読活動を他所でも積極的に行っているベテランさんから、朗読会を観て入りたい!と声をかけてくれた(当時)朗読初心者さんまで。

音楽担当のメンバーは、音楽療法の活動経験をもっていたり、プロの演奏家さんも。(他、朗読会の内容に合わせて縁ある方にゲスト出演をお願いしています)

経歴も参加理由も異なりますが、みんな等しく物語や楽曲への愛情と、観に来てくださる方達によりよいものを届けたいという気持ちを持って活動しています。

練習も真剣に和気あいあいと。朗読会の振り返りでは、良かったことも改善の必要なことも本音で話し合いができるメンバーです。

代表紹介

井手加代子(いでかよこ)

60歳を機に「これからの人生を『ありがとう』をお返しする活動に」と決意。

2020年6月 コミュニティ日和乃家 をオープン。コロナ禍と重なり思うように展開できないもどかしさを抱えつつも、少しずつ活動の幅を広げていく。

2021年5月に『日和乃家朗読くらぶ』発足、2022年3月には『子育て支援コミュニティ日和乃家族』としての活動もスタート。朗読会、salon de 里帰り、他各種イベントを開催。それぞれに想いを持つ専門家・作家・アーティストと共に、「つながりを大切に心の通い合う場づくり」を積極的に展開している。

また、2015年には詩集本『明日は晴れる』を出版。絵本作家、保育士、占い師としての顔も持つ。熱意と実行力に長け、明るく親しみやすい人柄。少し抜けたところは「メンバーがサポートしてくれています」。